カキカキスケッチ~絵描きの家計簿~

カキカキスケッチ

将来専業お絵かきマンになるために、資産運用と習慣の力を借りるブログ

ストイックな人生は決断が少ないのか

以前、「ストイック」ということについて

こんな記事を書きました。 

 

denden845.hatenablog.com

 

ストイックな生活をしようと

日々努力はしているのですが、

なかなか自分の理想とする生活スタイルに近づくことが

できずに、日々もがいています

 

 

具体的にどういう生活かと言われますと

下記のようなことです

 

・ガスなし、電気・水も無駄に使わない 

・自炊して健康的な食事を取る

・美味しくても体に悪いものは食べない

・運動習慣をつけて肉体強化の努力を続ける

・自分がすると決めたことを日々こなしていく

・ 睡眠をしっかりととる

・欲望をコントロールして、無駄だと思うものに

 時間・お金を使わない

 

自分が決めたこと守ろうとしても

疲れていたり、日々の雑事に追われることで

「今日はいいか」という怠けの心が

ひょこひょこと顔を出します

 

僕はその怠けの心によく負けてしまいますね

 

たぶん、ずっと負け続けています

 

理想は高くといいますが、

高すぎる設定をすると、

日々その理想に負け続けることになるので

自分に自信がなくなってきます

 

まあ、自信なんていうのは

あってもなくても スキル的にはどっちでもいいですが、

メンタル的には物事を進めていく上で

あると決断が早く、進みを早めるものだと思われます

 

「決断が早い」ことがいいのかどうかという判断は

人それぞれですし、あとから振り返った時の

結果論でしかないのですが、

自信を持った上での判断なら、

たとえ失敗したという決断をしたとしても

その決断を後悔する具合は減り、

ある種諦めの感情を持って処理できるのでは

ないかと思います

 

僕はまだまだ二十代の若造ですが、

それでも四半世紀以上生きていれば、

その人生の中でたくさんの決断をしてきました

 

その中にはあの時こうしていればな…と

思い出してしまう場面もいくつかあります

小さなことから大きなことまで…

 

未だに小学生の頃だけでも後悔してしまう場面として

生活のふとした時に

下記のようなことを思い出してしまいます

 

・妹と喧嘩していじめてしまったこと

 

・相手に怪我させた時に慌てふためいて、

 相手の身も案ずることができなかったこと

・祖母に対して、ひどい言葉を発してしまったこと

・複雑な家庭環境を持つ友達を周りの視線を気にして

 疎遠になってしまったこと

・ミニバスに自分から入りたいと行って入部したのに

 きつい練習についていけなくて1年もせずに辞めてしまったこと

・小狡い嘘をついてしまったこと

・バレンタインの時にチョコレートをくれて告白してくれた女の子に対して

 恥ずかしがってお礼も言えず、お返しもしなかったこと

・小学生の間、5年間ほど好きだった女の子に告白も

 できなかったこと

・贈り物をもらった時に恥ずかしがって

 ちゃんとお礼が言えなかったこと

 

などなどちょっと上げてみただけでも

ポンポンと出てきます

 

僕が後ろ向きな人間であるということもあり

よくこういうことを思い出して

「あ゛あ゛〜〜!!死にたい…」という感情に

なってしまいますね

 

つまり何が言いたいのかと言いますと

人生の中で後悔するような決断をした数が多ければ多いほど、

その後の人生でその決断を後悔してしまう時間も

増えていってしまうということです

 

これはまずい…

現時点でもういっぱいいっぱいだというのに

これからさらに後悔してしまうような決断の数が

増えていけば、

感情のメーターがデフレスパイラルのように下がっていき

どんどん後ろ向きな人間になってしまいそうです

 

だから、後悔のないような人生を送ろうと

よく巷では言われるのだと思います

 

僕にとっての後悔のない決断をしたと思える

人生とは…

 

よく考えられるものだと

今嫌々ながら在籍している会社を辞めて

好きなことで起業する、フリーランスな仕事をする

というものがあると思います

 

ただこういうことは成功者の存在が目立ち、

失敗者の言葉は埋もれてしまいます

夢を追いかける…、言葉の響きは耳障りのいいものですが

僕はもうその言葉を純粋に捉えることはできません

 

それにそういう一か八かな生き方は決断の数を大幅に増やしてしまい

成功すればハッピーエンドですが、

失敗すればその後の人生、失敗者であるという挫折感を

味わいながら、生きていかなければなりません

それもきついですね…

株で言うと投機のようなギャンブルに近いような行為です

 

性格的にも僕はそういこうことはしっくり来ません

地道ながらも成功達成可能な道を歩んだ方が

人生トータル的な幸福度でいえば、そちらのほうが

高いと思うからです

 

そこで、僕が実行している戦略が

このブログのサブタイトルになっている

「節約と資産運用と習慣の力を借りる」という戦略です

 

「資産運用」については他の記事でも書いているので、

省略させていただきますが、

経済的地盤を作った後、報酬の多い少ないを

気にしないでも済むような状態で

好きな仕事をするというものです

 

denden845.hatenablog.com

  

denden845.hatenablog.com

 

そんでもって残りの要素の「節約」と「習慣」

これらが禁欲的生活につながってきます

 

「節約」、これは経済的地盤をつくるスピードを早める

ための手段です

ただ、節約するということは欲に感化されない質素な生活を

送るということですが、これはこれで

自分で無駄に迷ってしまうような選択肢を減らすことができ、

日々の中の「決断」の数を減らしてくれます

 

「習慣」も同じです

日々の中ですることを決めて自分の決めたスケジュールに

合わせて動くことで、「決断」の数を減らせます

 

この「決断」の数を減らすということが大事だと思っています

 

そもそも後悔してしまうかどうかは結果論でしか

わかりませんので、決断の絶対数を増やせば、

おのずと後悔するような決断をしていしまったという過去も

増えていってしまうのです

 

ならば、そもそもの決断の数が増えていくような状況を

作らなければいい

 

これは一種の諦めでもあるので、

後ろ向きな戦略なので、人によっては合わない人もいるとは思いますが

僕には性格的に合致しました

とてもしっくりきています

 

こういうことを考えるようになってからは

それまでの人生よりも

うじうじと悩んで行動もできない時間が減り

人生に対する幸福度は上がっているとは思います

 

 

まあ、この戦略を取っていること自体が

のちのち後悔していしまうような決断になることは

否めませんが、実感としてしっくりきているので

その可能性は低い気がします

 

現代は人が100年生きると言われているような長い長い人生を

送る人が増えました

 

僕が何歳まで生きるのかは神のみぞ知るところでは

ありますが、幸せだと思える人生を送りたいものです