カキカキスケッチ~絵描きの家計簿~

カキカキスケッチ

将来専業お絵かきマンになるために、資産運用と習慣の力を借りるブログ

鬱(うつ)サイクル

思い返せば、高校生くらいの頃からそうなのだが、

一年の中で数回ほど鬱鬱とした気分になり、

何もかもが嫌になる時期がある

 

当時は思春期特有のものかとも思っていたが、

今でも定期的に鬱(うつ)サイクルが訪れる

 

本当のうつ病の人からしたら、軽度のものだとは思うのだけれど、

僕の中ではかなりの厄介事だ

 

その鬱サイクルの時期に入ると、

人前では全然そんな風に見えないように振る舞うことができるのだが、

自宅に帰り、一人になると途端にやる気がなくなる

 

簡単な家事ぐらいならこなすことはできるけれど

それ以外は全くやる気にならず、

アニメとか映画とかを何を思うわけもなくぼーっと見て、

寝落ちするという日々が続く

 

その期間はひどいと1〜2ヶ月ほど続いた時期もあった

 

元気な時は絵を描く気力もあって、精力的に描くことができて入るのだけれど、

鬱サイクルの期間は全くで、描いても数枚程度ということが多い

そういう意味ではPixivとかTwitterの投稿頻度を見ると、

だいたいの鬱サイクルの時期が伺える

 

5月、6月は鬱サイクルに入ってたなあと思う

 

仕事に資格勉強にブログに絵に筋トレに…と自分のキャパを超えたタスクを

こなす毎日で体と精神が疲弊したからなのかはわからないけれど、

自宅にいる時は実にやる気が起きずに

気力が体から抜け落ちているようであった

 

以前、職場のおじさんに冗談混じりに

「僕は生きているだけで精一杯ですよ」と言ったことがあったが、

これはわりと本心であるように思う

 

映画「Fight Club」のダーデン・タイラーの言葉で以下のようなセリフがあった

素晴らしい体力と知力に恵まれた君たち

伸びるべき可能性がつぶされている

職場といえばガソリンスタンドかレストラン

しがないサラリーマン

宣伝文句にあおられて

要りもしない車や服を買わされている

歴史のはざまで生きる目標が何もない

世界大戦もなく大恐慌もない

おれたちの戦争は魂の戦い

毎日の生活が大恐慌

テレビは言う”君も明日は億万長者かスーパースター”

大嘘だ

その現実を知って

俺たちはムカついている

 

このセリフの中の

「おれたちの戦争は魂の戦い(スピリチュアルウォー)」という

言葉がとてもとてもしっくりきてる

 

特に何か目の前にわかりやすい不安の種があるわけではない

一人の人間が生きていくだけなら、十分なほどのお金を

稼ぐことができているし、

周りの環境も何か特別悪いということもない

身の回りにいる人も最高とまでもいえないけど、

普通にいい人ばかりだ

まあ、性格的に合わない人もいるけれど、

話が通じないような人がいるわけでもない

 

衣食住で言えば何も困ることはないし、

僕のお金の使い方から見てもこれから先の未来で

戦争でも怒らない限り、困る確率は低いと思われる

 

それなのに僕は生きることへの活力がなくなる期間がある

 

環境的なものなのか

精神的なものなのか

現代的な病なのか

昔からよくあることなのかは

わからないけれど、

とりあえずそういう時期があることは

認めざるを得ませんね