好きなことで生きていくということとセミリタイアと仕事の道楽化
常日頃からセミリタイアブログを読んでいるのですが、
すでにセミリタイアを達成された方のブログを読んでいると
ブログ収入があったり、資産運用が好きで常日頃から情報収集し、
お金を稼いでいる人をよく見かけます
また、最近というほどでもないですが、昨今の流行りだと
「好きなことで生きていく」みたいな生き方も
クローズアップされています
もう少し古い書物から引用しますと
本多静六先生の「私の財産告白」より
私の体験によれば、前にもしばしば述べたように、
人生の最大幸福は職業の道楽化にある。
富も、名誉も、美衣美食も、職業道楽の愉快さには
比すべくもない。
道楽化を言い換えて、芸術化、趣味化、娯楽化、
遊戯化、スポーツ化、若しくは享楽化等々、
それはなんと読んでもよろしい。
仕事を道楽化することの大切さを解いています
静六先生の言葉が全てを表すように、
好きなことで生きていくということも
セミリタイアすることというのも
全ては仕事の道楽化につながるんですよね
ただ、人はそれぞれ興味があることが違います
大多数の方が興味がある、好きである、需要があるもので
仕事を道楽化できれば、お金も稼げて
経済的地盤も作りやすくなりますので、
両者Win-Winな関係になることができます
ただ、あまり需要がないものを好きな人も
それこそたくさん細分化されて、
莫大な種類で存在します
そういう人は昔だと
残念ながらそれが仕事になることが難しく、
お金を稼げるほどにはなりませんでした
でも、現在においては
どマイナーで人々がそれほど好きでないものでも
ネット上でそのどマイナーなことを好きな人々の興味を集めたり、
なんなら、それほど興味を持ってなかった人でも
物珍しさで見てくれることも有り、
お金を払ってくれる人も現れたりします
すると今までは仕事として成り立たなかった分野でも
お金が稼げるようになり、
そのどマイナーなことをし続けることで
生活できるレベルになることも珍しくなくなってきてます
現在はロングテールの時代です
個人が売り手としてアクセスできる市場が莫大に広がったことで
どマイナーな商品でも個人が生活できるレベル程度の額なら
稼ぐことが不可能ではなくなってきています
普段から、セミリタイアブログを読んでいるといいましたが
それは仕事をしていないことを羨ましく思って見ているのではなく、
そのブロガーさんが自分の意志で、自分の好きなことをして
自由に生きているというところに惹かれてしまい
ついつい見てしまうのです
僕は日本の サラリーマンは正直、現代の奴隷となっている人が
多いのではないかと思っています
給料という首輪に縛られて、自分の意志に反することでも
上の命令だからやらないといけない…、
こんなことは日常茶飯事です
仕事の道楽化は実現したいですが、
今の会社内ではあまりしたくありません
しがらみが多すぎるからです…
前向きなのか、後ろ向きなのか
よくわからないことを書いてきましたが、
要は早く奴隷の身から開放されて
自由に生きて
道楽で仕事がしたいな、としみじみ思う
昨今でありましたとさ