カキカキスケッチ~絵描きの家計簿~

カキカキスケッチ

将来専業お絵かきマンになるために、資産運用と習慣の力を借りるブログ

Bullshit jobs クソどーでもいい仕事

「Bullshit Jobs」という言葉があります

 

イギリスの社会人類学者デヴィッド・グレーバー氏が書かれた

『Bullshit Jobs:A Theory』という本のタイトルに使われている言葉です

「クソどーでもいい仕事」という意味ですね

 

「クソどーでもいい仕事」というのは

やってもやらなくてもどっちでもいいような仕事のことだと思います

 

↓本の内容の詳細は他の方の書評をご参照ください

www.catapultsuplex.com

 

gendai.ismedia.jp

 

僕はこの言葉を知ってから、実際にそういう「Bullshit Job」を

目の前にしてから、ああ、これは「Bullshit Job」だなあと

思うようになってしまいました

 

自分のしていることが会社やお客さん、社会の利益につながっているとは

思えない仕事でも、上層部から下される命令は

社会人3年目の僕から見ても、「???」と思うような

ことが多いです

 

まあ、正しく見ると、僕からというよりかは現場サイドからですかね

 

実際、同僚や先輩方と愚痴を言い合う時に出る話題として

会社の方針がおかしいという話がちょくちょくあります

 

またその中でもおじさんサイドと若手サイドでは

また意見するところも違ってくるのですが、そこはまた別の話で…

 

上層部がどういう経緯で話し合って決めて、

現場から「???」と疑問符マークが頭に浮かぶような

仕事の辞令を出してくるのかはわかりませんが、

おそらくは「見栄えを良くする・印象操作」のためという

理由が多いからなのではないでしょうか

 

 

僕のような一介の現場員は係長に、

係長は課長に、

課長は部長に、

部長は役員や社長に、

そしてうちの会社はグループ会社なので、

うちの会社の社長は、親会社のその部門の担当者に対して…(以下略)

 

という風にそれぞれがそれぞれの直属の上司に対して

自分の評価を上げて、給料を昇給させたいがために

自分の意志とは反していても、上司からの評価が上がる行為なら

してしまうというサラリーマンの性からくるようなものなのでしょう

 

僕も社畜の端くれなので、

上司に対して全く媚を売らないということもありません

 

自分がやりたくないなと本心では思っていても

まあ、仕事だし…、昇給して給料上げたいし…的なことを

無意識に思ってその命令を聞いてしまうことも

少なくありません

 

だから、「Bullshit jobs」がサラリーマンをする上で

現状、給料を上げるという面においてだけは、

やらなくてもいい仕事だとは決して思いません

 

しかし、そういう仕事だけで、

人生を消費し尽くしてしまうつもりは

決してありません

 

最近は、お金を得て、経済的地盤を作るための

精神修行だと思って仕事をしています

 

また、尊敬している先輩社員の方の言葉を借りれば

会社内での振る舞いっていうのは演芸会みたいなものだと

どれだけうまく上司に対して自分が仕事してますよアピールを

してうまくサボれるかの狸とキツネの化かし合いなんだと

 

仕事なんて正解はないものですので、

唯一あるとすれば数字で示すことですが、

その数字もどれだけ現状と合っていることやら…

 

都合のいい数字だけを見せるなんてテクニックはどこの企業でも

やられているのではないでしょうか

 

そんな感じなので、

最近は仕事はあんまり肩肘張らずに

うまく世渡りしていけばいいのだと思うようになりました

 

あんまり理想を掲げすぎると、

現実とのギャップに絶望し、仕事を続けられなくなりますしね

 

 

そんな感じで仕事をしていると

仕事中の記憶がもともと興味がないことをしているためか

すごい薄いんですよね

 

思い出そうと思えば、思い出せはするのですが、

その記憶に脳が蓋をしてしまっているような感じです

 

元々忘れっぽい性格ではありますが、

仕事に関する記憶に対しては、

さらにそれが加速しちゃいましたね

 

 

嫌なことは忘れるに限りますので、

それで構わないのですが、なんとも寂しいものですね

 

 

 

三月にOB訪問してきた就活生に対しての

座談会みたいなものに参加させられたり、

四月一日から入社してきた新入社員の子たちと

最近話したりしましたが、

先輩社員はそんなことを考えながらも、

君たちには会社に入ってもらったり、

残っていってもらわなくては困るので、

平気な顔で嘘をついてなんとか体裁を保っているのですよ…

 

 

以上、仕事に対する愚痴の記事でした(笑)